入浴は格闘技

marichan22006-02-26

  • 酸素飽和度      97
  • 脈 拍 数      85/分
  • 血   圧      125/73
  • ウオーキング     2454歩
  • 体   重      67.4kg
  • 体   調      少し無理の効くように

『いい湯だな! いい湯だな!』と、頭にタオルを載せて鼻歌を歌っていた頃が本当に懐かしい。今の私は、まず風呂に入るかどうか自分の体の調子を確認する。酸素飽和度、血圧、脈拍、肝心なのはその時の気分、ボクシングの試合の直前のチェックのようだ。風呂場の前の廊下を隔てた隣が寝室なので、そこでゆっくりゆっくりと服を脱ぎ、お風呂に向う。まず浴室用のイスに座り、シャワーで頭からお湯をかぶり、冷えた体を温めるよう蛇口を固定させたまま、背中からお湯を流し続ける。次に頭を洗う、シャンプー液を手に取り、片手でゆっくり右そして左と力を入れないように注意をしながら洗う。常に腹式呼吸をしながら慌てないようにシャンプー液を洗い流す。この段階で力むと後が苦しくなって続かなくなる。続いてお湯の中に入る。ぬるめのお湯に5分か10分、決して長湯しないようにして外に出る。ここでまず呼吸を整える。少しドアーを開いて空気を入れ替える。ここから体を洗うのだが、体が温まって酸素不足になっているので、力を入れてタオルでこすると、たちまち息切れ憎悪が始まる。とにかくゆっくりゆっくり腹式呼吸を止めないように、上から順に洗っていく。特に足を洗う時お腹を抑える形で続けると危険だ。それでなくとも、必ず1度や2度は激しい息切れに襲われる。そんな時は妻に声を掛けて背中を洗ってもらわねばならない。最後はシャワーをかけて、外の温度差を覚悟して寝室に駆け込む。体を拭いてパジャマを着て動悸が落ち着くのに30分ほどかかる。これで格闘技一本勝負終わりかな。
 福寿草 季節の花300