可憐な野花
- 酸素飽和度 97%
- 脈 拍 数 86
- 血 圧 117/71
- ウォーキング 1285歩
- 体 重 67.1kg
- 体 調 体はだるい、風邪去る
私は子供の頃から花がたいそう好きであったようだ。花屋の前で駄々をこねて母を困らせたことがよくあった、といわれていた。女の子のようで恥ずかしいことなのだが。今日に至るまで、花にまつわる思い出は数限りなくある。田舎で、畑の畦のスミレの花を、根っこごと引き抜いて持ち帰り、家の前の木箱の花壇に植え、卵の殻や干し魚を粉にして肥料をつくり、子供ながら賢明に育てた。翌春、芽の吹き出したスミレの葉は、ビックリするほど大きく育ち、ご近所からお化けスミレと言われるようになったのを思い出す。可憐な野花にはいつも癒される。野花の美しさは、遠く離れて見ても解らない。近くで一輪一輪、よく観察をしてこそ、それぞれの本当の美しさがわかる。人間社会も同じように。つらくとも、厳しくとも、嬉しくとも、どんな時にも野花に話しかける心を持ち続けたい。
季節の花300