marichan22006-12-22

今日は冬至
一年で一番日の短い日。翌日から日は徐々に長くなることから、太陽の活力が甦る一陽来復の日として尊ばれた。冬至を祝い、粥や南瓜を食べ柚湯を立てる。我が家の北側にあるキッチンにも西日が長く差し込み、猫のマリチャンが大の字になって寝転んでいる。年の瀬にもかかわらず、寒さをそう感じなく暮らせるのは、私達呼吸器の病を持つものには有り難いことだが、是でいいのかなと心配になってくる。
最近読んだ随筆の中に、会津八一の書の「深くこの生を愛すべし」という一節が引用されていた。多くの人々の愛に守られて生活をしていると、今こうして生きている自分が沈み込んだり、泣き言を言って俯いてはいられない。妻子、姉妹、子供、多くの友人達、私のことを心から心配をし、無償の愛を与えてくれる。私が生きると言うことは、生き永らえるということではなく、明るく病む事だと自分に言い聞かせている。喘ぎの友も多くいるが、励ましあいながら楽しく新しい年を迎えたい。